もっと保護者に知ってもらいたい。
でも、保育士の負担はこれ以上増やせない。

以前はどんな方法でこどもたちの成長を共有していましたか？

午睡の時間は連絡帳も書く必要があるので、写真の切り貼りは負担になっていました
カメラで撮った画像を園のコピー機で印刷し、写真を切って、色画用紙に貼っていました。写真の切り貼りは午睡の時間にやっていますが、この時間に連絡帳も書く必要があります。日常の業務にプラスで掲示物を作るのは、保育士の私たちにとっては負担に感じていました。保護者さんが掲示物を見てくださるので毎日でも作りたい気持ちはありましたが、大きなイベントごとがあった時など、週に1枚ぐらいが限界でした。

保護者とのコミュニケーションにどんな課題がありましたか？

保護者の方々に信じてもらえない、安心していただけていないと感じていました
子どもの顔色はすぐに変わってしまいますし、嘘であろうと本当であろうと自分のことを話したいものです。例えば、登園のときに泣いていた子が急に泣き止んだり、園では仲良く遊んでいたお友達をお家では「嫌い」と言うことは珍しくありません。このとき、掲示物や連絡帳だけでは、保護者の方々に信じてもらえないと感じていました。

導入して、変化はありましたか？

作業がなくなった分、保育士同士で話し合う時間をとれるようになりました
せんせいみて！を使い始めて、写真を切り貼りする作業がなくなりました。手が空いた時間を保育士同士で話し合う時間にあてることができています。「次の制作は何を作ろうか？」など、保育の内容をじっくり考えることができているので、非常に助かっています。

毎日の撮影や共有は大変でしたか？

最初は大変そうだと思っていましたが、慣れてしまえば日常の一部です
大変なことはありません。最初は大変そうだと思っていましたが、慣れてしまえば日常の一部です。最近はこどもたちの活動を見ながら“今だ”という感覚で撮れるようになってきました。だんだん「こんな瞬間を撮りたい」と思うようになり、最近は撮影用のスマホを常に首から下げています。自分だけで撮るのが難しいときは、「◯◯先生撮って～！」「じゃあこっちから撮るね」という感じで、保育士同士で声をかけあっています。

保護者との関係に変化はありましたか？

信じてもらえなかったことも、信じてもらえるようになりました
泣き止んだあとの笑顔やお昼寝中の寝顔をリアルタイムで共有したところ、お母さんから「全然大丈夫ですね」「あんなふうに寝てるんだ、安心しました」と言っていただきました。
言葉や文章だけでは信じてもらえなかったことも、信じてもらえるようになったと感じています。保護者の方々は写真や動画に「いいね」を送ることができるのですが、次の日にたくさん「いいね」が届いていると、こちらも撮るのが楽しくなります。

それ以外の場面で、変化はありましたか？

こどもたちの様子をリアルタイムで見せることが、園の強みになっています
入園を検討している保護者の方々にも、興味をもっていただけています。施設説明会や見学でせんせいみて！の話をすると「あ、いいですね」「その場で見れるんですね」と反応していただけることが多いです。リアルタイムでお子さまの様子が見れるというのは、保護者の方々の安心感に繋がりますし、保育園にとって強みになっています。

導入を検討中の園へ一言、お願いします

きちんと保育をやっていることが伝わります
こどもたちの「今」を見せることで、保護者の方々が私たちのことを分かってくれていると感じることが増えました。こどもたちの写真や動画はもちろん可愛いですが、私たちがきちんと保育をやっていることも伝わります。始める前はいろんな意見があるかもしれませんが、慣れてしまえば大変なことはありませんよ。

先生たちからのお声

• 
• 
•